物事には必ず例外がある。

とっても大切な言葉だなって思った。

例外があるから、何事も決めつけてはいけない。

子供の頃は簡単に語れて、信じ込めて貫けた正義感が、大人になっていくほど、薄れていってしまっていた。

何も実際には体験していなくて、想像でだけ語れた頃は、綺麗な理想を並べ立てることができた。

でも、大人になって、色んな嫌な思いもして、汚い物事も知っていくと、

そうすることが難しくなってきたのだ。

しかし、わたしのパートナーはそうではなかった。

見識を広めながら社会人になって数年、未だに、子供の頃のお利口さんなわたしが口にしていた、美しいことを、口にしていた。

そうでないわたしをたしなめてくれた。

そのおかげで、気づくことができた。

例外がある以上絶対決めつけちゃいけない。

何かを、悪い意味で決めつけたら、

その例外の人はどれほどやるせない思いになるだろう。

例えば、自分の力ではどうにもならない

生まれながらのことで何かを差別されたら

どんなに傷つくだろう。

そういう人のことを考えたら、

もしくは自分がそのように決めつけられることを想像したら

何かをひとくくりにして差別することなんて、

かけらもしちゃダメだ。

猛反省。